平成23年11月13日日曜日

Airdrawndagger [12 inch Analog]



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ケミカル・ブラザーズに代表される暴れ回るゲスト陣に乗じることも、ポール・オークンフォールドとBTの最新作のような露骨でポップ風味に走ることもなく、サーシャ初のフルレングスのスタジオ録音は、トランス・ミックスの古典的なアップ・ダウン・アップのパターンを真似ている。ジョン・ディグウィドーと密接に連携した『Airdrawndagger』は、彼らの異なる傾向を描きだしている。ディグウィドーは不吉なアンダーグラウンドのグルーヴを最も得意とする一方で、サーシャは常にダンスフロアを浮かばせようとしている。従って『Airdrawndagger』の頭はしっかりと雲の中にあるが、クレバーな寄せ集めでもあり、時には過激に、エレクトロとアンビエントのサウンドが納得できる形で融合している。「Bloodlock」や「Golden Arm」がその例だ。「Mr. Tiddles」のような曲は、デペッシュ・モードの曲にふさわしいようなマシンを使い、温かみのある柔軟性があり、サーシャは仰々しくてオペラ的なトランスの主張を、すばやくて効果的なダンス・ポップへと変化させる。陰鬱な「Cloud Cuckoo」は同じような流れで始まり、それからオーバーラップするビートと凄まじいメロディーの洪水へと曲を組み立てていき、サーシャの『Xpander』EPを彷彿とさせる。このアルバムを通して、サーシャは正しい方向へと幅を広げている。持ち味にこだわりながらも、クリエイティヴな才能を呼び起こして『Airdrawndagger』を作り、魅惑的な新しさをしっかりと感じさせてくれる。(Matthew Cooke, Amazon.com)

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